◇◇◇ メバル釣×2(2010.1.30~31) ◇◇◇

 和名「メバル」は通称『春告魚』とも呼ばれる。実は1960年代にまだ鰊(ニシン)がたくさん獲れた頃、
ニシンが“春告魚”と呼ばれていた。ニシンが獲れなくなってからは、メバルが“春告魚”と呼ばれるように
なったらしい。又メバルは『眼張』とも書き、おっきいお目々が可愛い魚である。
 春告魚と呼ばれているが、春を待たずして釣れる魚である。旬な時期はやはり春なのであろうが、
関西では例年12月頃から本格的に狙う釣り船が出始める。
 
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 関西でメバルの船釣と言うと、前出の加太沖、大阪湾内の沈船周り、明石周辺と言ったところが主な釣り場か。
実を言うとOYAJIは、かなりのメバルフリークである。煮付け・から揚げ・刺身とまず食味がよろしいし、釣り方も
繊細な仕掛けと軟調竿で釣る駆引きとメバルの小気味のいい引きといい、大変楽しい釣である。
 したがってこの時期になると、とにかくじっとしていられない。メバル釣におけるOYAJIの常宿は、アオリ釣でも
紹介した『明石の浦島丸』と沈船周りを狙う『泉佐野マリン倶楽部』である。
 
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 今回は久しぶりに浦島丸に乗船しようと、毎日の情報を確認していた。もちろん日によりむらが有るが、
このところ20cmオーバーが平均6~12匹の釣果で、潮が止まると明石大橋下のガシラ釣が好調との事。
週末は大潮故少し分が悪いと思ったが、釣果の良い内にと1月30日(土)に予約を入れた。前日の情報では、
なんとトップ32匹
というこの船では異例とも言える好釣果であったとの事で、いやでも期待が高まった!
 しかし何度も経験が有る事だが、2日も続けて釣果が良い事はそうそう無い。水温・潮かげん・天候に
釣り場に前日と大きな違いが無いのに、ガラッと状況が変わる事が有る。いや、今回もガラガラに状況が
変わった
のだ。
 
 6:00に出船し、須磨の海釣公園沖にはわずか行程15分ほど。シラサの餌で仕掛けを投入し、ゆっくり
さびいて様子を見るが、魚からの魚信は皆無… 船長もせわしなくポイントを変えるが、場所を変えても状況
は変わらず… 常連はメバルを半ばあきらめ、仕掛けをガシラ用に替えている。ガシラの好ポイントの明石
大橋下は、潮が早すぎて今日は入れない。したがってメバルポイントで上がってくるガシラはこぶりが多く、
OYAJIはメバルに専念する事に。前日はサビキで好釣果だったとの事だったので、仕掛けをサビキに替えても
波止メバル一匹だけ。水深15mの浅場から40mの深場と色々ポイントを移動したが、ついには当りをとらえる
事は無くこの日は終了した。波止サイズのメバルとガシラが一匹ずつ… 常連さんが数匹メバルの顔を見た
らしいがOYAJIは惨敗、厳しい半日を過ごした…
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 手ぶらで帰るのはしのび難く、明石の商店街『魚の棚』を覗きに行った。ここは土曜でも14:00頃から昼網で
獲れた新鮮な魚介類
が店先に出回り、大変賑わう商店街。蛸にアナゴの他、色々な魚が生きたまま店先に
並ぶので、見て回るだけでも楽しい。この日は、40cmの真子鰈とあわびより美味いという噂のニシ貝(赤ニシ)
を3つ買って帰ることに。
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 帰り道にAran氏から電話があり本日の結果を報告したところ、明日泉南小島でリベンジしないかとの事。
たしか翌日曜日は嫁さんが久しぶりに休みが取れたので、何処かに連れて行けと言われていたのを
思い出した… 嫁さんにメールで確認を取ると、なんと『私も行こうかな!』との返事。泉南小島ではサビキ仕掛け
でメバルを狙うとの事で、なれない嫁さんでも釣になるなと判断しAran氏に2人で参加を申し入れる。

 小島港からの出船は初めての事だったので、3:00時に嫁さん起こして少し早めに港に向かう事に。
到着順に釣座を押さえるシステムという事だったので、5:00少し前に到着したところトップバッターであった。
前夜の天気予報では午後から雨というものだった。ところが既に降り出しそうな空に少し不安を覚えたが、
ここ小島の釣り場はそう遠くへは行かないはずだし大丈夫と嫁さんを励まし船上で準備に入る。

 そんな中Aran氏は港内を眺め、非常に難しい顔をしていた。湾内の海水が、異様に澄んで見えたのである。
澄み潮はメバル釣には大敵で、目の良いメバル君は潮が澄んでいると仕掛けを見抜いてしまうのである。
おまけに今日の大潮は、メバル釣にとってはけして好条件では無い。沖に出た感じでは多少濁りが有る様に
思えたが、後で船長曰く『濁りが無いから、今日は厳しいなぁ…』との事であった。
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 今回の釣り場は釣公園「とっとパーク小島」の沖合いで、水深15~40迄位の底が粗いポイント。
昨日はこのとっとパークから竿を出した人が、メバルを120匹釣ったという情報が有り、期待は大きく膨らんだ
のだが… 丹念に山立てをして仕掛けを降ろすが当りは少なく、潮が早い故すぐにポイントを外れるのか、
すぐ仕掛け回収のラッパがなる。中乗りの副船長は嫁さんやOYAJIにも『底を切ったらゆっくり誘って下さい。
としきりに釣り方をフォローしてくれる。魚が釣れないと焦りが出るのか、つい誘いが早くなったり大きくなったり
するもので、OYAJIも何度か注意指導を受けた… 別に教えた通りにやらんでも、釣れたもん勝ちや!と思う時が
あるが、ここの副船長の様にやさしく丁寧に指導してくれると嬉しく、大変素直に言う事を聞いている自分がいた。
何より魚が釣れていないのだから、素直に従おうと教えを真摯に受け止めたのである。
 とかく多くの乗合船は元漁師上がりの船長が多いせいか、とにかく口が悪いというイメージが有る。
しかしこの日乗船した恵比寿丸は、船長も息子の副船長も女将さんも娘さんもほんまに良い人で、一発で
ファンになってしまった。
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 さて肝心な釣果であるが釣り始めて2時間も経過してからか、ポツリポツリとだがメバルが上がりだした。
しかし嫁さんやOYAJIが掛けたメバルはいわゆる波止メバルか、10~15cmのリリースサイズが先行… 
同船者に時折20cmを超えるアベレージサイズもかかるが、それも単発で後が続かない。
 それでもポツポツとメバルがかかるうち、徐々にでは有るがサイズアップして来た感じがした。
そんな中、先程アベレージサイズのメバルをダブルで取り込んでいたAran氏に又また良い当りが出て、
本日の最長寸となる28cmのメバルが無事にタモに納まった。おなかは卵でパンパンに膨れた、ナイスサイズ
の一匹である。OYAJIも副船長の教え通り慎重に誘いを続け、20cm迄を8匹取り込んでいた。
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一方嫁さんは、
ちびメバルとちびガシラしか釣っていない。船長も見かねたのか嫁さんの竿を手に取り、誘い方をアドバイス
してくれている。『仕掛けが餌に見えるように誘いをかけるんだよ!』と言われたらしく、一生懸命それをイメージ
したそうである。船長のアドバイスが効いたのか嫁さんにいい当りが出て、なんと27cmと28cmのメバルをダブル
で取り込んだではないか。やってくれたなぁ!とホッとしたところで、お開きの時間となってしまった。
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 帰ってからメバルのフルコースに舌鼓を打ち、たらふく呑んだのは言うまでも無い。
釣果的にはもう一つであったが前日の事を思うと満足のいく釣であったし、何より良い釣宿を紹介して頂いた
Aran氏に感謝したOYAJIであった。このメバル釣り、4月程度まで楽しめるはず。又日和をみて、チャレンジした
いと思う。
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