◆◆◆ 京都・養老大島~マダラ・カレイ釣り! (2010.8.18・新幸丸) ◆◆◆

 お盆休み釣行第一弾は、初挑戦!京都浦島グリのマダラ・カレイ釣り
日本海への釣行は久しぶりになるOYAJI。今回は釣友のKATUSIM氏に誘われ、
京都・養老大島発~浦島グリのマダラ・カレイに挑戦して来た!

 真夏にマダラ!?当初この話を聞いた時は少々違和感を感じていた…
マダラのイメージは冬の鍋という食文化的感覚から、冬の釣りものという
イメージがあった。

 ウィキペディアでマダラを調べてみると、以下の通り。

 『黄海、日本海、東北地方以北の太平洋岸、北はベーリング海、東はカリフォルニア州
まで北太平洋に広く分布する。沿岸から大陸棚斜面の底近くに生息する。
夏は深場に移り、水深800mくらいの深海にも生息するが、冬は浅場に移動してくる。』 

 夏は深場?冬に浅場に移動?水深800mの深海に生息???
よくわからないが調べてみると確かに北海道では白子がパンパンの12月前後が
釣りの時期の様だが、関東茨城や今回の京都では夏にマダラを狙っているとのこと!
ウィキの情報と現実がかみ合わないが、あまり気にしない事にした…

 今回利用した京都・養老大島の新幸丸では、例年7月後半から釣れ出すマダラを
ターゲットにしており、連日マニアでにぎわっている様子。釣り人が連日来ると言う事は
それなりの価値があるからだと、KATUSIM氏の誘いに乗ってみたOYAJIであった。

 当日の出船は5:00との事で、4:00過ぎに港に到着。すでに常連らしき釣り人が
船に乗り込んでいたので、話を聞いてみることに。

 京都から来たという袖長氏のメインターゲットはカレイだとの事。事前に調べたところ、
ここで釣れるカレイは『ソウハチ』と言って“アカガレイ亜科ソウハチ属”のカレイである。
山陰地方では一夜干しにした「エテガレイ」の名で知られているそうな…
 このソウハチ、刺身・煮つけで、又船上干を焼いたら旨くてたまらんらしく、袖長氏は
ソウハチ本命で来たとの事であった。

 袖長氏いわく、マダラを狙った後にカレイを狙うのがここのスタイル。もちろんマダラが
みんなに釣れたらの話で、終わりまでマダラ狙いとなることもあるという。どうせなら色々
釣りたいものだと、今回の初チャレンジに気持ちが高ぶって来た。

 4:30に船長が到着し、『すぐ出るから準備しておいて!』との事。見た目30チョイ
ずいぶん若い船長で、聞くと2代目らしい。

 KATUSIM氏は仕掛けを船で調達するとの事であったが、OYAJIは事前に仕掛けを
釣り新聞で情報収集の上ワンセット用意していた。
 モトス10号にエダス8号40cm取り、60cm間隔で5本針とした。針はムツ針の17号だ。
KATUSIM氏がOYAJIの分も仕掛けをもらってくれたので、自分の仕掛けと比べてみる。
 船長の仕掛けはどうやらモトス・ハリスとも8号で、60cm間隔の4本針で、エダスは30cm。
針は丸セイゴの16号の様で、気持ちエダスが長いが自作仕掛けで行こうと決めた。

 餌が配られる気配がないので聞いてみると、『後ろに冷凍のサンマがあるから、使って!
凍っているうちに切らないと、溶けると切りにくいよ!』
との事。
 実は新聞ネタより自前で餌も用意していたOYAJI。ネタ通りサバとイカの切り身を1cm幅の
10cmで用意し、ソウハチ用にはそれを半分の5mm5cmに切ってきた。
 サンマはどんな感じでと聞くと、『3枚に下ろして半身そのままか斜めに半分に切って使って!』
との事。ありゃりゃぁ、新聞ネタの餌では小さかったかとクーラーに隠し、KATUSIMと二人分
4本のサンマを裁いた。

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                   《 餌のサンマ。三枚に下ろして、斜めに切ります。 》

 5:00少し前に港を離れ、釣り場の浦島グリに向かう。風向きにもよるが、浦島グリ
までは1時間程度
のクルージングとなるはず。
 海は大変穏やかで、波風はほとんど感じられない。これで潮がややこしく流れて
いなければ、最高の状況かもしれない。

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                  《 冠島に昇る朝日は雲に邪魔され、ちょっと残念… 》

 船はなぎの海をゆっくりと進んで行きます。丹後半島を右に見ながら、南下しながら
浦島グリに向かいます。船長もリラックスした感じで、胡坐をかいて船を操舵している。

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                    《 長淵剛似の船長。なかなかいい男でしたよ! 》
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                    《 丹後半島を眺めながらの快適クルージング! 》
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                    《 朝日の中を軍艦とすれ違いました… 》

1時間ちょっと走ったところでスローダウン、ポイントに到着した様子。
しかしまだ遠くにだが丹後半島が見て取れる。KATUSIM氏いわく、まだここは浦島グリ
では無いという。浦島グリからは丹後半島は見えないとの事。

 しかしここは水深210mあり、いかにも深場という感じ。マダラのポイントなのであろう、
早々に船長の『やってよ!』の声がかかる。

 5本針すべてにサンマを取り付け、150号の重りを付けた仕掛けを慎重に水中へ下ろす。
リールのドラグを確認しクラッチをオフにすると、仕掛けはほぼまっすぐ真下に落ちて行った。

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                《 リール・ダイワHYPERTNACOM500Fe、竿ダイワHX岬T80号350I 》

 潮はおとなしい感じがしたが、糸ふけを取る意味で50m出したら5秒程度仕掛けを止めて
糸をまっすぐにする様にし、慎重に底を取った。底は多少荒いとの事で、やはり底取は慎重
ならざるをえない。

 カウンターが210mを超えたのでリールに手を添え、重りが底に着くのを待つ。
リールのカウンターが223mを示したところで、竿先がわずかに跳ね上がった。
底に着いたので素早く5m程巻き上げると、ちょうど重りが底にある感じだ。

 底に着いたら1m巻き上げておいてと言うのが船長の指示。糸ふけが取れるよう
2回ほど大きくしゃくってもう一度底まで下ろし、しっかり底から1mをキープする様にする。

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 水深210mからの魚のアタリはどんなものだろうと思いながら3分程度したらしゃくりを
入れ底を取り直す。船は流し釣りなので竿先に集中し、重りが底を引きずらない様注意する。

 開始から20分は、みなアタリが無い様子。餌を確認しようとも思ったが、上げ下げに10分
程度かかることを考えるとつい躊躇してしまう。まあ5本も針がついているのだから大丈夫と、
誘いをかけながらアタリを待つことに。

 開始から30分が立ち集中力が落ちてきたその時、竿先にわずかな違和感を感じた。
竿を大きくしゃくってみると、150号の重りがずいぶん重く感じた

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 集中力が落ちていたので底に行ってしまったかと思いながらも、手巻きで5m程度
巻き上げると竿先がゴンゴンとたたかれ出した!

 やったと思いもう一度大きく合せシャクリを入れ、電動のスイッチをオンにする。
巻き上げスピードを18にして置き竿で巻き上げるが、よほど重いのかゆっくり手巻き
感覚のペース。それより強く巻き上げると竿先が突っ込んでしまい、竿が魚の引きを
コントロール出来ないのでこのペースで巻いてくる事に。

 時折ゴンゴンという引きが伝わってきて冷やひやするが、そう強いものでなく引きも単発
である。ラスト50mで激しい引きを感じたので竿を手持ちに変え、慎重に引きに耐えるが
何しろ重い。

 後10mになったところでKATUSIM氏にタモを持ってスタンバイしてもらう。
仕掛けが上がるころには引きも無くなり魚クン観念したか、仕掛けを手繰り寄せると
魚がガバッと浮いてきた! 

 無事にタモ入れが決まって船上に引き上げられたのは、60㎝オーバーの丸々とした
マダラ
だ! 初マダラゲットに思わずにっこりだが、取り敢えず餌を確認して仕掛けをすぐに
降ろすことにする。地合いがあるのかどうかはわからないが、気持ちは急げ急げだ。

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                《 OYAJI初ゲットのマダラ! 確かに背中にマダラ模様がある。 》

 船中第一号のマダラゲットに船長もカメラを持って様子見に来た。
ホームページ掲載用の記念撮影の後、魚を絞めてくれた。血抜きをした魚はすぐに
氷水を入れたクーラーに入れる。マダラは傷みも早いので素早く処理をした。

 再度投入した仕掛けにアタリが出たのは10分程してからか、慎重に底1mをキープ
し直した瞬間の事だった。慎重に2匹目を取り上げホッとするが、KATUSIMA氏や他の
釣り人にはまだアタリが無い様子だ…

 その直後3度目のアタリがあり、今度は余裕の記念撮影をKATUSIM氏に依頼するOYAJI。

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                  《 マダラの引き・重さに耐える、OYAJIの姿… 》
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                  《 今日のアベレージサイズは60cm強だった! 》

 一人連続3本を取り上げたOYAJI、まだアタリが来ないというKTASIMA氏の様子を見に行く。
道糸がリールに250mしか巻いてないと潮がきつかった時のことを心配していたKATUSIM氏。
OYAJIが彼の竿を手に取り底を取り直すと、なんと糸がみんな出てしまうが重りは底に行かない…

 船長を呼んで確認してもらうもやはり底は取れていないとの事で、あわてて道具を借りる事に。
船長が道具を出して底を取った竿にアタリが出た様で、KATUSIM氏と交代。
 あまり引きを感じずに巻き上げに時間がかかったのでどうしたのかなと思っていたが、
なんと仕掛けが上がると良型のマダラが2本付いているではないか!

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                    《 ダブルで上げたマダラを両手にKATUSIM氏 》
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                      《 真夏のマダラもお腹はパンパン! 》

 その後OYAJIはダブル含め3本追加、KATUSIMA氏も2本のマダラを追加したところで
マダラ釣りは終了。潮がきつくない分釣りやすかったが食いはいまひとつだった様で、
平均4本だった様子。まあこのサイズなら満足で、OYAJIがダブルで釣った時の一本は
80㎝オーバーで、引きも十分に楽しめた。

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                   《 OYAJIもダブルでマダラをゲット! 》

 全員が何とかマダラの顔を見たので、今度はカレイ釣りに移動する事に。
来た方向に20分ほど戻った170m立ちが、カレイのポイントだ。

 仕掛けは同じものでの良いらしいが針は少し小さめが良いと言うので、OYAJIは
ハリスを30cmにして針をムツ針14号に落として5本針で釣りを開始した。

 ここで気が付いた人はいるだろうか… 今から狙うのはカレイである…
冒頭で紹介したがここで釣れるカレイは『ソウハチ』というカレイ。
聞きなれない名前だが正真正銘のカレイなのに、そのまま同付きの仕掛け!?!
しかも5本針ですよ???

 通常カレイ釣りは天秤フカセでベタ底を狙うのがセオリーだが、ここでは60㎝
間隔の同付仕掛けで狙うのだ。しかも慣れた人は10本針にしたり、20本針に
する豪快な人もいるというのだ。

 事前に調べて来たので驚かなかったが、ここのカレイは少々勝手が違うらしい。
通常は他のカレイ同様底にいて、上から落ちてくる餌を眺めているそうだ。
しかし上からエサが落ちてくるとどんどん食い上がって来て、食いがいい時は
20本針下から18匹食いついて来た事もあるそうだ。なんと魚探に写るカレイ
なんて聞いたことがありませんよね…


 そんなソウハチはどんなアタリと引きを見せるのかなぁ?と考えながら誘いを
かけているとKATUSIM氏が巻き上げを始めている。

 船長から渡された仕掛けは8本針で、サビキの様なラメが入っているもの。
重そうに上げてきた仕掛けにはなんと5枚のカレイがついていた!

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              《 8本針の一番上針にまず1匹のカレイ!この後3番目にもカレイが! 》
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            《 まだ終わらない、更に下の針には3匹もカレイが付いていた! 》

 OYAJIにもアタリが出たが、最初は単発。降ろすとすぐにアタリが出るので少し追い食いを
させるとダブルでソウハチが釣れた。
 KATUSIM氏は好調で、ダブル・トリプルと釣果を上げている!
ここで使用した餌はOYAJI持参のイカの短冊・サバの切り身。KATUSIM氏好調の原因は
どうやら仕掛けにある様子。キラキラひらひらに良く反応している様子だ!
このソウハチはよほど擦れてないか、どん欲なのか。
船長曰く、食いが良ければ餌は何でも良いよ!何かついていれば食ってくる!とのことだ!

 しかしこの日は波も無いが潮も流れていないんか、ソウハチ入れ食いタイムもほんの少し。
この日のソウハチポイントは非常に狭いらしく、流しては入れ替えの繰り返しで船長頑張ってくれたが
その後はぽつぽつの拾い釣りとなってしまった…

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 このソウハチ食味は大変よろしいらしいが、釣ったままだとヌルが凄いらしい。おまけに
そのヌルは大変臭いそうで、釣り上げたらすぐに金タワシで鱗ごとヌルを取らなければならない…
これさえしっかりしておけば問題はないそうで、必死でヌル取りをした。

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                  《 下は釣りたて、上はヌルを取ったソウハチ! 》

 またこのソウハチ、ヌルを取ったら船上干しにすると良いとの事!何事にもチャレンジが
モットーのOYAJI、さっそくやってみた。(写真下)

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                 《 2時間ほど船上干し、帰るころには程よく干上がってます! 》

 カレイの食いもあまり良くないので、船長はKATUSIM氏のお願い通りソイ・メバルのポイント
に寄ってくれた。
 ここは140m立ちのポイントで仕掛けを降ろした途端にアタリが出て、30cm程のシロソイ
4匹釣る事ができた。

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 最後のポイントはご愛嬌、30分で終了。みなソイやメバルの顔も見たようで、
港へ帰ることとになりました。

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                  《 港に着いて船長と談笑するKATUSIM氏 》

 これから秋・冬にかけてマダラは益々食味を増していく。肝や白子はパンパンに腹を膨らませ、
捨てる所の無いというこのマダラ、様々な料理で食卓を賑わしてくれることだろう。
 但し冬場が近づくと、海が荒れ日本海での釣行は限られてくる。又マダラも産卵が近づいて
来ると、食いが悪くなるという… 釣行タイミングが非常に難しいが、又チャレンジしたいと思う! 


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                            《 当日のマダラ釣果!》

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                 《 ぷっくりお中には、肝と白子が入ってました! 》

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                 《 茹でるとふっくら、濃厚な味がたまりません! 》

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                 《 肝は茹でてポン酢で&ソテーでも絶品でした! 》




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